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由比ガ浜西自治会の成り立ち

初代福原会長と由比ガ浜西自治会の成り立ち

  この度、由比ガ浜西自治会初代会長 福原敬造氏に、由比ガ浜西自治会の成り立ちについてお伺いました。福原会長はご近所の民生委員の後藤さんからこの地域に自治会がなく とりわけ防災緊急時の行政対応の窓口がないことになるので是非立ち上げほしい とのご意見があり、また福原会長自身も戦中に 向こう三軒両隣という合言葉の如く 水や米も貸し借りして助け合うご近所付き合いは当時はとても重要だったという経験をから、清水さんにご協力を頂いて自治会の発足を決意されたそうです。最初は分からないことだらけで周囲の自治会の会長様方に相談しご教授を頂きながら、後藤さんと一軒一軒 ご挨拶と勧誘にまわり、30~40世帯で平成17年4月にスタートされました。自治会長として町の皆さんと接することをいちばんに意識されたそうです。最初は回覧も一軒一軒にご持参し、独居のご年配のお宅も多く 犯罪のいちばん起こりやすい夕方6~7時に広井さんや片山さんと方々、各々の場所へ防犯パトロールに当たり、防犯防災関係は渡辺さんにご尽力頂き、児童の登下校の見守りは会長を退任のする平成28年まで続けられました。後藤さんは今も登校児童の見守り活動を毎朝続けて下さっています。福原会長がどんなに悪天の日でも六地蔵の交差点に立って登下校の児童見守りをなさって下さり子供達も保護者も今でも感謝の気持ちでいっぱいです。安心安全なまちづくりの為にどれも地味で根気のいる活動でしたが そこがいちばん大切だという信念で引退まで続けられた福原会長の多大なる功績と御意思を大切に、これからも由比ガ浜西自治会の活動の基本に据え引き継いでいけるよう努力して参ります。

令和元年6月吉日
由比ガ浜西自治会会長 兵藤沙羅
初代由比ガ浜西自治会会長:福原敬造氏